日々妄想を逍遥

ダイアリーから移築。中身は変わらずに色々と、あることないこと書き込んでます。

持つべきものは悪友って話

どもども、人間とは思えない治癒力を発揮して絶賛仕事場で遊んでる古歌さんです。
昨日は何とか仕事に行き、しかも元気に仕事してきた古歌さんです。

で、話は昨日の夕方。つか、夜。
珍しく母親が仕事の関係で遅くなるとの事で、いつもなら遊びに行く古歌さんなんですが、さすがに風邪ウィルスをばら撒くのはマズイだろうとゆう自己判断のもと、大人しくおうちでご飯を食べていました。
ご飯はハンバーグ。もうすっかり味覚も戻り、食欲は無いものの食べることはできます。本当に味覚って大事よねーって思いつつ、ハンバーグを食べて父親と二人でテレビを見てました。
あの大震災以降、テレビ番組では原発の説明ばかり。しかも同じフレーズをただ繰り返すだけでクソの役にも立ちません。どうせなら、ひたすら被災地の情報を流すだけの方が、まだナンボかマシだと父親と意気投合してました。
で、テレビではゴチになります!を見ながら。フカヒレの姿煮の値段にビビッタリしてました。まぁ概ね平和な古歌家。
ちょいちょい、父親の実家の話なんかを聞きながら時間をダラダラ過ごします。
途中でクスリを飲んで噴出すなんてボケをかましつつ・・・。
そして、突然鳴響くのは古歌の携帯黒雪一号。
あぁ、古歌さん無生物に名前付けるの大好きなので、基本携帯やパソコンやコンポには名前が付いてます。
で、その黒雪さんが鳴響く。



父親「お前、電話だぞー、」



古歌「んー・・・あ、これはシカトしていい奴だから。」



父親「そうか・・・電話に出なくていいのか?」



この間、黒雪一号は鳴響いてます。若干五月蠅くなってきました。
でも電話に出ない古歌さん。電話に出んわです。
ようやく諦めたのか、黒雪一号は静かになりました。



父親「何か急用だったんじゃないのか?」


古歌「んー、いいよー。」


父親「そうか。でも、電話は出ろよ。」



そして再びテレビに。原発はどうなるんだろーねぇ。いや解らねーなぁ。なんて会話をしつつも、今度はスペシャル料理の値段にびびってる古歌と父親。


すると、滅多に鳴らない家の電話が鳴り響きます。




父親「お前宛じゃないのか?」



古歌「いや、家の番号知ってる友達いないもん。」



父親「そうか・・・。」



何か心配そうな顔をする父親は、それでも家の電話に出てます。
だって、一番近くに座ってるから。そして、家の電話は基本父親宛がほとんどだから。
古歌さん、その間にココアが呑みたくなって台所でココア煮てます。




父親「はい・・・あ、そうですか。それはご迷惑をお掛けしまして。はい、はい・・・それはそれは、そうですか。」



何事か話し込んでる父親。そしてココアを片手に再び定位置に戻る古歌さん。




父親「えぇ、そうですね。これからも末永くよろしくお願いします。あんな娘ですけど、イイ子なんですよ。」



ん?あれ?なんか会話の主役、微妙に古歌じゃない?
いや、確かに古歌の家には娘が数人おりますけど。




父親「はい、今変わりますね。」



そして、古歌に差し出される受話器。
いやーな予感と父親の笑顔。



古歌「はい。」


しー「よっ!!風邪引いたって?」



古歌「お前、マジで死ねよ。」


受話器から聞こえたのは、暢気なしーちゃんの声でした。
その後ろでは、さくと王様の笑い声が聞こえます。ついでに、匡さんと窈ちゃんの珍しくも爆笑する声が聞こえます。
お前ら、ちょっと待て。
古歌さん、実家の番号教えた覚えないんだけど。つか、お前ウチの父親に何を吹き込みやがった。




古歌「なに?」


しー「暇だったんだもん。」


古歌「お前、マジで何してくれてんのぉぉぉ!!」



ガラガラな声でも雄たけび上げる古歌さん。
むしろ、魂の真っ赤な叫びだったと思う。
そして、用事は無かったらしい。そして、携帯を長時間鳴らしたのもコイツだったらしい。
それから、ちょっと話して、風邪引いたなら焼いたネギを首に巻いて寝ろとか言われて通話を終えました。
受話器を戻して、取り敢えず落ち着こうとココアを一口。




父親「なんだ、その、彼氏か?」



古歌「んな訳わるかいっ!!」



思わず素で父親に突っ込みいれた古歌さんです。
家では猫被ってるのに、思わず素の古歌さん炸裂です。危ない危ない、古歌の猫さんおいでぇ。被るから。



父親「そうか、彼氏か。そうか、そうか。」



古歌「だから、違うってば。」
副音声(なんでやたら嬉しそうなんだ、この親父は。)



父親「一度、家に連れてくればいいだろう。」



古歌「だから、彼氏じゃなくて友達だっての。」
副音声(コイツの補聴器どこへ消えた?)




もう勘弁して欲しい。そして親父様、貴方はしーちゃんと何を話したんだ一体。




父親「古歌ももうそんな年か。イイ子じゃないか、心配してわざわざ家にまで電話してくれたんだろう?」



おはは、もう何を言っても無駄だこれ。そう思った古歌さんは、ただひたすらハイハイと適当に返事をするのでした。
そして、帰宅した母親に開口一番父親の台詞。




父親「おい、古歌の彼氏から電話があったぞ。」



私のプライバシーはどこへ散歩に行きやがったぁぁぁぁぁぁぁ!!




もう、世界の全てが信じられない。
それから何事か盛り上がる両親とお休みなさいして、古歌さん部屋に戻りました。
で、即効しーちゃんに電話だよっ!



古歌「何を吹き込んだっ!!」



しー「ちゃんとネギは焼いたか?首に巻けよ?」



古歌「どーでもいいわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」





今朝は通常通りに家を出ましたが、帰ってから両親の取調べが怖い古歌さんです。
何を言われるやら。つかしーちゃん、古歌で暇つぶししないで、お願いだから。
何とか誤魔化そうと必死です。
でも、そんな馬鹿やってるとちょっと安心しますね。
持つべきものは悪友とか、絶対に思わないけどね。