日々妄想を逍遥

ダイアリーから移築。中身は変わらずに色々と、あることないこと書き込んでます。

仲良し?仲良し。

こんにちは。皆様のアイドル鳴響雪都くんでーす。
今日は、毎日毎日毎日毎日・・・以下略な感じで忙しい生徒会のお仕事に飽きたので、一日お休みにしてみました。
なんだっけぇ?王道くん?王道転校生くん?そんな名称の転入生くんが来てから、もう俺のお仕事ちょー増えたの。しかも、いままで真面目にお仕事してた他の役員、全員虜になってるんだよぉ?あり得ないよねぇー。
で、俺もお仕事放置しようかと思ったけど、風紀とか執行部とかに迷惑掛けるし、何よりも学園の生徒がね。一応俺も、皆に認められて生徒会に入ったわけだしぃ、入ったからにはちゃんとお仕事しないといけないんだよねぇ?

でもぉ、俺忙しいの嫌いなんだけどねぇ。


「雪都。」


んー、今俺を呼んでる美形な日本男児は、三芳ちゃん。俺の同室者で協力者で友達で大親友でクラスメイトで風紀委員長。
あ、俺は生徒会会計です。これも、テンプレらしいよ?チャラ男会計嫌われ総受けだってさー。うん、意味不明だよね。


「どうした?」
「なにもー。三芳ちゃんこそ、どったの?」


三芳ちゃん、俺大好きなんだよねぇ。三芳ちゃんってばね、凄く優しくてカッコいいんだよね。しかも、俺の特技見ても動じなかったんだよぉ?


「いや、俺はお前さん迎えに来ただけ。じーっと見てるから何かいるのかと。」
「いないよぉ。俺の近くだよ?存在できるわけないじゃん。」


そうなんですよねー。俺、実は霊媒体質?らしいです。実家も、大きな陰陽師なんですよねー。俺もお仕事しまーす。うん、ビバ不思議大国日本。



三芳ちゃん、ご飯食べに行こうか。」
「食堂行くのか?あの宇宙人と楽しい仲間達のテリトリーだぞ?」
「うーん・・・でもねぇ、俺今日は魚食べたい気分なんだよねぇ。」



俺は和食が好きです。
三芳ちゃんが、可哀相な子を見る目で俺を見てます。あれ?俺何か変なこと言ったかな?



「最後にマトモに飯を食べたの何時だ?」
「今日の朝。三食食べないと怒るの三芳ちゃんでしょ?」
「何食べた?」



なんかねぇ、三芳ちゃんから怒りのオーラが・・・怖い。文句なしに怖い。
俺、怖いものないと思ってたけど今の三芳ちゃんは最高に怖いです。



「カ○リーメイト。あ、チョコじゃないからね。ちゃんとフルーツだからね?」



チョコはお菓子だもんね。うん、俺偉いよ。ちゃんと朝はフルーツ食べたもん。あんまり好きじゃないけどね、フルーツ。プレーンとチョコが好き。




「行くぞ。」


襟首掴まれて三芳ちゃんに引き摺られる。うーん、首が絞まりそうです。ついでに、ホルスターに挟んだ扇が落ちそうです。あ、鉄扇でーす。俺の一番大切な武器でーす。いつもはポケットとかに入れるけど、最近実家の兄ちゃんからホルスターを貰いましたぁ。これ、便利でーす。
そして三芳ちゃんと俺はあんまり身長変わらないのに、なんで軽々俺を引き摺るかなぁ。そりゃね、俺だってそれなりに鍛えてるし運動割と好きだし。でもねぇ、何故だか三芳ちゃんには勝てる気がしません。



「ねぇねぇ、三芳ちゃーん?」
「なによ。」
三芳ちゃんって、今流行の細マッチョ?」
「・・・お前、話の流れとか、そんなこと考えたことあるか?」
「・・・?いつも考えてるよん。」
「うん、お前に聞いた俺が馬鹿だったわ。」


うーん、三芳ちゃんって不思議っ子だったっけ?
なんだか一人で納得してるし。てゆーかねぇ、何時まで俺は三芳ちゃんに引き摺られていればいいんだろうねぇ。
自分で歩かなくて楽だけど、でも首が絞まるよねぇ。
あ、抱っことか良くない?おんぶよりも抱っこの方が好きなんだよねぇ、それに楽だし。実家の兄ちゃんもよく抱っこしてくれたけど、でも兄ちゃん俵持ちなんだもんなぁ。あれ頭に血が登るからあんまし好きくないもんねぇ。
姫抱っこ?いやん、恥ずかすぃー。あ、子供抱っこあるんじゃんねぇ。あれなら楽だし。



三芳ちゃん、抱っこ。」




言ったら思いっきり頭を殴られました。
いたいよー、三芳ちゃん、そして酷いよー、しかも解せねぇ。
あ、口が悪くてごめんねぇ。俺結構短期だから、こうやって喋ってないとすぐにキレルのよぉ。



「ねぇ、何で俺殴られたのぉ?」
「五月蠅い。」
「しかも漢字変換だしぃ。」



でもねぇ、三芳ちゃん優しいの、俺知ってるんだよぉ。
ため息付いてるのが気になるけど、でもちゃーんと、俺の言うこと聞いてくれるんだよぉ。



「ほれ、落ちるなよ。」
「うん。三芳ちゃんらぶぅ。」
「はいはい、らぶぅ。」



うん、三芳ちゃん解ってるね。ちゃーんとお子様抱っこしてくれました。
ちなみに、俺たち付き合ってるわけじゃないからねぇ。
腐れ縁みたいな?うん、むしろ俺の保護者だよねぇ。大好き三芳ちゃん。



「雪都、このまま食堂行っていいのか?」
「・・・流石に命が惜しいかも?」



これが、俺たちの日常でーす。






−懺悔コーナー−
最近流行のアンチ王道を考えてたらこうなったシリーズ第一弾。
えへ、こんなキャラ久しぶりに作ったよ。しかも、途中で性格変わったよん。
でもねぇ、こんな感じの話を考えてます。そして、ある程度目処が着いたら書き上げます。今の所、大まかな設定だけで細かい設定何も考えてないもんねー。
さぁ、寝るか。