日々妄想を逍遥

ダイアリーから移築。中身は変わらずに色々と、あることないこと書き込んでます。

空想?妄想の間違いでしょ?って話

先日、ちょこっと空いた時間があったので久しぶりにオタク友達の家を突撃訪問してきました。
そいつ一人暮らしなんで、基本勝手に上がりこんでます。まぁ、その代わりに飯作ったりするんで結構つるんで遊ぶことも多いんですけどね。面倒なんで名前出していいかな?いいよね?しーちゃん(仮名)って言って立派じゃない成人男性です。そしてとことん腐ってます。今はやりの腐男子です。
そんで、古歌は一人銀魂を読み漁り、そいつは録画してた龍馬伝を見てました。
龍馬役の彼の声とニコの歌い手ゴムさんの声は似てるよなーとか言ってて、古歌は適当に相槌を打ちながらも紅桜編を読んでました。
しばらくは静かだったんですけど、しーちゃんから衝撃の一言が。


「なぁ、これって何時になったら銀さん出るの?」


はい?え?お前頭の可哀想な子だっけ?


古歌さん一瞬動きが止まってから、おそるおそる聞き返す。


「銀さんって、坂田銀時さんですか?あの糖尿マダオの銀さんですか?」
「当たり前だろう。お前歴史好きが聞いて呆れんぞ?時代考えろよ。」
「いや、お前が考えろよ。」

思わずしーちゃんの頭に銀魂を落としました。
あのさー、国民放送の大河ドラマに漫画のキャラクター出てたら時代が変わるから。プロジェクトXもビックリだから。思わず地上の星を熱唱するぐらいビックリだから。
なんだろう、コイツこんなに馬鹿だっけ?



「しーちゃん、熱でもあるの?」
「熱がなかったら、俺人間の枠から外れるから。輪廻を巡ってるから。」
「輪廻の果てから飛んで死ね。」
「戻ってきましたよ、輪廻の果てから。」



駄目だ、しーちゃん言葉のキャッチボールする気がナッシングだよ。
そして、大河ドラマを横島なお目目で見るなよ。あれは純粋な気持ちで鑑賞する素晴らしき国民ドラマなんだぞ?そんなこと心から思ってないけどね
ってか、龍馬のイメージじゃないんだよね。



それから、しーちゃんと二人でぎゃいぎゃい騒ぎまくってました。古歌さん、銀魂は動乱編までしか読んでないもんで、その先を話されると問答無用できれます。まだ買ってないんだもん。



「ってかさー、俺の中では土方が受けで王道?」

「邪道だ。主人公総受けこそが王道だろうが。新八はみんなのお母さんなんだ。そして、新撰組でもお母さんなんだ。」

「おまっ、トッシーの色気を舐めるなよ。無自覚クールビューティーを舐めんなよ。あの色気はヅラも高杉も、白夜叉すら落とす。そして、新八はお子様なんだ。お子様は相談役って決まってるんだ。そして、影で腹黒く土方を狙っているんだよ。」

「お前こそ、平凡駄眼鏡を、っつか眼鏡を舐めんなよ。ほかほか坂田家大好きだ。新八はマミーなんだよ。割烹着が奇跡のように似合う16歳眼鏡を舐めんなよ。土方なんかマヨよりも新八が好きだとか本気で言っちゃうずれた天然発揮すんだよ。」

「瞳孔開いたマヨを舐めんな。マヨじゃなくて俺のを舐めてなんて思うヤローが続出してゴリラが局中法度でマヨ禁止すんだぞ?そんで、マヨは俺の部屋でだけ啜れとか言って美味しいところは独り占めだ。」

「ゴリラにそんな設定いらねーよ。ゴリラは志村姉弟を独り占めなんだよ。しかも無自覚に。そんで、皆に嫌がらせされて姉御に蹴り飛ばされて新八に鼻フックデストロイヤーで決定だろうが。」

「絶対に土方が総受けだ。大人組の中限定でな。」

「お子様舐めるなよ。沖田と神楽が仲悪いのはマミーの取り合いなんだよ。牽制し合う大人を鼻で笑ってわざとらしくベタベタするのがお子様の特権なんだよ。」



平行線は途切れることを知りませんでした。
結局古歌が帰るまで互いにどこまでも平行線でした。交わらない。交わってたまるかぁ!!
銀魂は意見真っ二つなんですけどねー、以前二人して嵌ってたされ竜は満場一致でがゆっち総受けで合致したのに。


そんなしーちゃんは、多分古歌よりもオタクですね。


負けた・・・って、そこ落ち込む処じゃない。