日々妄想を逍遥

ダイアリーから移築。中身は変わらずに色々と、あることないこと書き込んでます。

私待つわ、いつまでも待つわって話

どもども、雪都です。面接待ってます。仕事ください。何でも働きます。

さて、面接予定を組んだり履歴書量産体制でプリンタ唸らせたりしております。

つか、プリンタよりも雪都が唸ってる時間の方が長いかもしれんがな。

 

電話を待つのが苦手です。こっちから掛けてやらぁ!!とか思ったところで先方の都合が優先されますから、当たり前の話ですが待つって事が多いわけです。おばちゃん、連絡待つの苦手やねん。

宅配とかもそうなんですが、携帯放置プレイが当たり前になってるオバちゃんなので、もしも電話出れない状態の時に掛かってきたらどないしましょって心配になるんですよねー。で、結局肌身離さず持ち歩き、トイレの中にも持ち込み、しかし真っ最中に電話鳴ったらどうしようと。

掛け直せば良いじゃないとか言われそうなクダラナイ悩みなんですが、じゃぁ掛け直してタイミング悪かったら、もし相手が手放せない状況だったら、なんて考えてしまう自意識が過剰すぎる雪都さんです。

あれですよ、色々拗らせて電話苦手なんですよ。

未だに中学二年生もビックリな自意識引きずって生きてるもんで、そんなクダラナイ事で悩みまくるお年頃なんですよ。

だから、メール大好きです。出来れば面接にこじつけるまでメールのみで済ませたいとか思ってますからね。もうその時点で駄目なやつですよ。

ぶっちゃけ田舎の就活なんざ電話してなんぼ。便利は敵、効率化も敵、ついでに言えば電子機器も敵な世界なんざます。

仕事の効率上げようとデジタル導入した瞬間に抹殺される程度には田舎です。

 

相変わらず下手な鉄砲数打てば当たるかもしれない精神で、あちらこちらに電話をしメールを打ち履歴書を送る、もう絨毯爆撃真っ青な必死さです。

仕事ください。何でもします。力仕事でも体力仕事でもこのクソ暑い夏の炎天下での外仕事でも厭わない。だから失業保険降りてる間に仕事を見つけねば。

ゆっくり探せば良いじゃないとか言われますが、それは駄目なんだよなー。

雪都さん、甘える境界線を見極めるの苦手なんだもん。精神的に人に甘えるの苦手なので、甘えるとなると全力で寄りかかってしまうのです。頭では解ってるんだけど、上手く踏みとどまれないの。

だからこそ、仕事してないと。そんな強迫観念。自分のお金で暮らせないと駄目なの。

大きな顔して世界で生きていけないの。

 

そんな必死な雪都さんです。

 

まぁね、職安でちょっと資格系の勉強したいのですが、そのスタートまでまさか遊んでる訳にもいかないし、かと言って場繋ぎ派遣の仕事がある訳でもないし。その辺田舎は苦労しますよー。これがもう少し都会ならば、何とかなるかもしれないけどさー。

派遣の苦労は苦労で味わいましたけどね。あれは便利だけどシンドイ一面もあるもの。

気軽に仕事を選べる選択制や自由度と引き換えに、不安定さや不便さもあるもんだよね。

短期のバイトもそんなにあるわけじゃないし、出来れば良い印象残して命綱作りたい気持ちもあるし、でも雇う側にそんな都合の良い話通じないのも身に染みて解ってる。

これでも前職はシフト管理とかパートアルバイト果ては社員の面接も立ち会ったしね。

仕事してれば嫌でも身に付くこの手の知識が、翻って我が身に降りかかってるの。

何も知らなければ無茶も言えるかもしれんが、何分過剰な自意識が勝手な気遣いを始めるこの不便さ。我ながら馬鹿だなーと思います。不器用なんて綺麗な言葉でなく、ただの馬鹿。

多分世界はそこまで雪都に求めてないし、私はただの労働力なんだろうけど、それでも勝手な気遣いする私って、あら馬鹿みたい。

ただ、その馬鹿のおかげで良く気が付けるなんて評価をもらうこともあるから、適度に距離置きながら馬鹿に付き合うのが正解なのかな?

 

馬鹿ついでに、ちょっと面白かった本があったので紹介でも。

 

何様ですか? (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

何様ですか? (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

 

 

 黒歴史、それも飛び切り痛々しい中二真っ最中な黒歴史をお持ちの方には、かなりの劇薬。むしろ息の根止める最恐の凶器に成り得る、な本です。アマゾンさんの紹介文引用しとこうかな。

内容紹介

第15回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉作品の本作は、“黒いどんでん返し"です!
クラスには二人の美女がいた。中学時代に義父から性的暴行を受けた女子高生・平林美和は、
義父に殴り殺された弟“ユウちゃん"を内面に宿し、その囁きに従って“ファイナルプラン"と名づけられた大量殺人計画を遂行しようとする。
一方、倉持穂乃果は意識が高く社交的で、自らの日常や読んだ本の感想をブログに書き続けていた。
そんな倉持を嘲笑しながら着々と計画を進める平林であったが、その先には思いがけない事態が――。

 

主人公の女子高生の視点、その彼女を取り巻く二名のクラスメイトのブログと手紙、その三つの視点で物語は進んでいきます。

ぶっちゃけ、中二な皆様でしたら途中で話の筋は読めるし何一つどんでん返しになってないと思います。が、この本の何が面白いかと言いますと、文章のどこかに自分がいるんですよ。

あの痛々しくも懐かしく、そして滑稽だった中二の自分がどこかに居るんだよ。

まるで自分の黒歴史日記を公開された気分になります。

「何様ですか?」このタイトルも良いけど、雪都として応募作品のタイトルである「病の終わり、もしくは続き」の方がさらにポイ感じがして好きですけどね。

黒いどんでん返しと言うにはラストが弱いのですが、リアルに考えればこれぐらいが丁度良い感じ。この「あー、あるある」感がたまらないのよ。

授業中にテロリストに教室を占領される妄想をし、何かデカい事をしたいと思い過去の犯罪史を漁り、ついでに言えば孤独と孤高を勘違いしていたあの頃の私が読んだら、また違う感想かもしれない。共感し、感動し、きっと真似をするだろう。もしくは、斜に構えて何が解るんだ解ったフリして馬鹿にしてんじゃないよ、そう思ったでしょうね。

今の私が読むと、キュンとするんだよ(笑)胸がキュンキュンとするんだよ(笑)

あの頃こんな感じだったよ、あるあるー。なんて思っちゃいながら、それでも未だに自分の中にある中二を大切に愛でながらそれすら楽しむ、そして読了後、自分の黒歴史を思い出して身悶えし悶絶しさらには憤死する勢い。

そんな嫌な読了感で、雪都の中では「イヤミス」でございます。えぇ、間違いなく。

さらっと読んで身悶えたい貴方にピッタリな一冊でございます。

 

さて、明日はちょっと別件で予定あるので、そっちはそっちで頑張るかな。

んでは、また次回お会いしましょう。雪都さんでした。