そんなの愚問だろって話
今週のお題「海か? 山か?」
ども、古歌です。いや、久しぶり!!………反省は今後に活かすってことで、まぁあれだ、うん。三ヶ月ぶりぐらい?
さて、この三ヶ月何をしていたかって、特に何もなく毎日平和に過ごしております。これでいいのか?ってぐらいに。
甘やかされて、時には喧嘩したりしながら、すんげぇ平和。平和って大事だなーってしみじみする程度には。
おもえば、こんなに穏やかな生活を送るのは本当に久しぶりな気がする。大人になって、なし崩しに毎日を何とか乗り過ごしてきたけどさ、その中で甘やかされるってあまり無かったのかなぁとか、思っちゃいますよ。
さて、困った時にはお題頼みの復活劇。
夏は海?海水浴と煌く水着のボインなお姉ちゃん、そしてBBQとか?
夏は山?深き新緑を登りゆく山ガールの眩しい首筋、そして山頂のおにぎりとか?
んなもん、どっちも無いに決まってんだろJK。夏ってのは稼ぎ時にして死に時。
死して屍拾う者なし。過ぎ行く真夏の灼熱の日々に残るは屍累々。
死してその骨拾うモノなく、朽ちていくままに放り出される真白き書類の塔。
そんな夏です。毎年のごとく。
そもそも、観光業に従事る者に自分の夏休みなどと言う概念はない。
夏休みとは、普段旅行しない不慣れな馬鹿者が大挙して押し寄せる怒涛の理不尽週間の事である。
リア充と呼ばれる真夏のランデブーを謳歌するものを指を咥えて横目で呪いつつ汗と埃と心の汗に塗れながら、ただひたすらに時が過ぎ去るのを待つ、苦行の季節。
あ、夏休みの方はもちろん楽しんでください。普段抑圧された矮小な己の小さなプライドを満足させる為にさらに底辺を作り出しそれらを踏みつけにして、己の小さなプライドを満足させてください。
って、ウチのじっちゃんが言ってた(笑)
まぁ、随分攻撃的かつ思いっきり主観で書いてますけど、間違ってないとも思う。
奇跡のような素晴らしいお客様が、心のオアシス癒しの時間。
まぁね、そもそも日本の過剰サービス精神が問題で、以前はそこに利用者のモラルとか常識とか遠慮とか素晴らしき日本人の精神があってこそ成り立つモノがあったのだろうけど。
モラルは崩壊し常識は厚顔無恥に取って代わり、残されたのは料金以上にサービスを求めるモンスターなんだけど。
自分が理不尽な要求に振り回されて接客をしていると、お客様に回った時に凄く申し訳なくなる小並な古歌さんです。
夏は好きですけどね。あの独特な懐かしい様な寂しい様な空気は、すごく好き。
弾ける陽射しとか、水の煌きとか、そんなモノの反対側には失った様な気がする大切なものがあって、それを懐かしむと同時に寂しくなる。
特に夏場の日暮れは、すげぇ切なくなるんです。取り敢えずスタンド・バイ・ミーとスワロウテイルを見たくなる。
それから夏と言えば、これ。
このゲームは、本当に良く出来てるよね。
夏休みの一ヶ月。ゲームみたいに特別なことがなくても、何か特別な事が始まるようなワクワクした感じ。
古歌さん、子供の頃は本当にド田舎にいたので、夏休みは水着に浮き輪で家を飛び出して長い下り坂をビーサンで駆け下りて、そのまま海へ飛び込んだりしたよ。
午前中に宿題したからーって叫びながら、オカンに気をつけなさいよー!!て叫ばれながら家を飛び出して、何をするでもなく学校に集まって、始まるのは水の掛け合いに鬼ごっこ。
すごく時間が沢山あるような、それでも短いような。
結局宿題なんて何もしてなくて、皆で分担して夏休みの友を終わらせて、怒られながら夜中まで掛かって日記と読書感想文を書き上げて、散々怒られて泣いて、それでも終わった後にオカンがカルピス作ってくれてさ。
そんな毎日。
オカンは仕事忙しいのに時間作ってくれて、お弁当持って皆で海岸でバーベキューして。
いつも仕事でいないオカンが一日一緒にいてくれて、妹と競うみたいに色々話して、お腹いっぱいにオカンのお弁当食べてさ。
夜はちょっと特別に外食して、ついでにカラオケにも連れて行ってもらって、大人の仲間入りした気分になって、それでも眠くて、寝るのは勿体ないけど、どうしても帰り道の途中には眠くなって、妹は姉貴に、古歌さんは兄貴に背負ってもらって、家に帰るんだ。
家に帰れば、古歌さんと妹は布団に入れられて、残った三人がテレビを見ているその背中を見ながら、凄く幸せで目を閉じるんだ。
そんな夏休みの一日を思い出して、そんな日々があったんだなーとか考えたり。
幸せな日々が少ないから、すごく特別に思えた、他人からみれば何てことない思い出。
そんな事を、友達と話したりしました。
友達っても、しーちゃんなんすけどね。
しーちゃんも、夏休みは仕事なんですけど。
いいんです、夏休み終わってから休むから。USJのハリポタランド行くから。
待ってろほぐわーつーーーーーーーー!!
んだば、らぶぅーーーーーーー。