笑って泣いて元気になれるって話
どもー、古歌です。
ちょっと久しぶりにあぁ面白かったってなった邦画を紹介。
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ずーっと見ようと思ってて、ついつい他の映画を見てましたけど。
これ、もっと早く見れば良かったかもしれない。
平たく説明すると、還暦越えのジジィが揃って穴掘って銀行を襲撃して見事に強盗を成し遂げるって話なんですけどね。
山崎努が好きで、見よう見ようって思ってたんですけど、つい他の目新しい派手な映画を手にとってました。
で、いまTSUTAYAで旧作百円レンタルしてるのでついに見ました。
始めは、だらーっと見るのにちょうどいいかなーなんて思ってましたけど、本気で土下座したくなる。
すいません、ジジィどもぶっちゃけ舐めててすいませんでした!!
もうとにかく、何だろう。自分がすごくちっちゃく思えるのもあるし、まだまだ人生に疲れたとか失礼すぎるだろうと思うし、本当に自分ひよっこですともなる。
ちょいちょい挟まる小ネタももちろん笑えるけど、全体を通してすごく綺麗に笑える。
一貫して作品の中にすべてを笑いにしてしまうおおらかさがある。
あぁ、面白かったって素直に言える映画です。
老いを真剣に考えるとか、自分に転換するとか、自分の親を当てはめるとか、もうそんなの二の次でイイと思う。取り敢えず見て、笑っておけって感じです。
なんだろうなぁ・・・優しいでもなければ、寄り添うわけでもなく、ただジジィに焦点あてて映画作ったらこうなったって言うすごく乾いた視点が心地良いのですよ。
あのねぇ、この手の作品って根底に同情とか哀れみだとか、そう言った根暗な感情が横たわってる気がするんですけど。
この映画はそんなの全部すっ飛ばして痛快なんだよねぇ。
キャスティングはとにかく豪華。
古歌としましては、山崎努、ミッキー・カーチス、松原智恵子、加藤治子の四名が好きなんですけどね。
山崎努がタイプなんです。あんなジジィいたらもうマジで惚れるって。
そして、ミッキー・カーチス。スワロウテイルでファンになり、カウボーイビバップの声優で惚れた。
そんな彼が好き過ぎて母親にお前幾つだよとツッコミもらうぐらいにはファンです。
今回もご多分もれずにイイ役してるんですよね。
で、松原智恵子。いや、古歌さん女として勝てる気がしない。もうおばあちゃんって年なんだろうけど、年を増すごとに綺麗だなーって思える女優さんですよね。年齢に真っ向勝負挑むのではなく、年齢に寄り添って美しくなるご婦人です。
んで、加藤治子。この可愛らしさはなんだろう。すごく天真瀾漫。とにかく可愛いって、キュートなおばあちゃん。
あ、ちなみに古歌さん枯れ専なんで、何この俺得映画とか思ってウハウハしました。
んで、星野真里さんがいい味出しております。そして、我が身をちょっと振り返った。気を付けよう。口には気を付けよう。
とにかくオススメです。笑いたい時はこれ見ればいいよ!!
最期のシーンはズルいと思ったけどね。
あのシーンで、どうして古歌さん泣いたんだろうか。軽く自分に問い詰めたいけど、答えは結局出ないんだと思う。
エンディングの曲も良かったよ。
これ。
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収録されてる「精霊」って曲です。
元ちとせの声がすごくぴったりくる。
そんな感じで、勢いに乗って映画紹介とかしちゃったよ。
んじゃ、らぶぅー。