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日々妄想を逍遥

ダイアリーから移築。中身は変わらずに色々と、あることないこと書き込んでます。

声を上げろ!腕を上げろ!私はここにいる!

部屋の隅で膝を抱えるのはもう飽きた。
誰もいない部屋で一人、顔を伏せて涙を流すのにも飽きた。
真っ暗な部屋でどこまでも落ちる思考に付き合うのも飽きた。


私は私でしかないことを、私はどうして忘れていたのだろうか?
否、それすらも否定する己の思考に酔っただけなのだ。


カータンを開けて、窓を開けて、太陽に向かって唾を吐く。罵詈雑言、脳裏に浮かぶ全ての言葉を音にして、吐き出して吐き出して吐き出した。
変わらぬ姿で世界を照らす、厚顔無恥で倣岸不遜な王様に中指を立てて。
クローゼットを全開にして、中身を引きずり出す。
黒と白に溢れる視界。色が溢れるこの視界。
黒い布、白い布、そして浮かぶのは赤いワンピース。
ひらひらと風に遊ぶは華奢なレース。真っ赤なそれを背中に結わえて、ほら素敵なリボン。
黒と白で重ねた裾は軽やかに、伸びた足には黒い布を、所々が避けて覗くは不健康な白。透ける白の下には青い血管と赤い疵。
高い高い、ロッキンホース。黒いロッキンホースバレリーナで歩けば、視界は広がる高くなる。その足で回るバレリーナ、アラベスクから高々と右足掲げてイタリアン・フェッテ。水平に弧を描く足には重い鎖を引きずって。


しゃなりしゃなり、引きずる踵に掛かる傘。気分は花魁道中。両脇背後に禿を従え、意地と矜持だけで歩く道中。全ての視線を独り占めにして。絢爛豪華な花吹雪、掛け声に笑みだけ浮かべて、向ける視線は空の彼方へ。思いを受け取るだけで返しはしない。全てが遊びで、本気になったら馬鹿を見る。火傷しないうちにお帰りなさい。一度惚れたら先には地獄。ケロイド残る遊びの痕は、哀の証か愛の証か。


さぁさぁ、紳士淑女の皆々様、ご覧にいれましょ、バケモノ道中。
奏でる喇叭の破裂音。悲鳴も罵声も飲み込んで、我らがフリーク化け物サーカス。
気の弱い方は道を開けて目を逸らせ。心臓に病をお持ちの方は影すら見ずに道を開けて。
今宵一晩化け物サーカス。さぁさぁ、衆目衆目。



一人部屋の中で、くるりと回って鏡にキスを。
鏡に映る私は私?そんな私は私なの?
引きずる赤い肌襦袢、打ち捨てた赤いワンピース、切り裂かれた漆黒のドレス。
散乱するのは硝子壜。薫る香水は床の上。砕けた紅は無残に踏み潰されて。
ふふ、私はだぁれ?私は私。私は貴方?いいえ、私は私。私は私でしかありえないのよ。


さぁ、ショーを始めましょう?






−意味が解りません−

女の子の一人ファッションショー、可愛いよね?って話です。
どこが?とか言わないで自分で解ってるから。
部屋を掃除したら、KERAのバックナンバーが見つかったんです。
久しぶりに読んだら浮かんだイメージ。
どこが?とか言わないで。泣きたくなるから。
イメージとしては、黒髪の美少女。ちょっと病的なまでに細くて白い子。一人ぼっちのお姫様みたいな?


全然関係ないけど、今部屋の窓目の前に月が見える。
雨にけぶる月が綺麗過ぎてちょっと泣きそうです。
自分の部屋で何が一番好きって、正面に窓があって月が綺麗に見えることだな。
太陽よりも月が好き。太陽は苦手なんだよね、あの強さが苦手。
そして、気分でも何でもなく、あの強い光がマジで眩しくて。私瞳の虹彩が、色が薄くて強い光が苦手なのです。
サングラス掛けて歩けと眼科で再三言われてますけど、ガラが悪いので掛けません。苦肉の策でキャップ被るけどね。
だからかな、昼間あんまりにも天気が良いと逆に引き篭もりたくなる。