日々妄想を逍遥

ダイアリーから移築。中身は変わらずに色々と、あることないこと書き込んでます。

ちょっとお前ら付き合っちゃえよって話

久しぶりに来たよ、古歌さん好みの本!!


はい、結婚式のスーツを買いにいった日です。
古歌さんは、なんと本屋で衝撃的な出会いをします!!

バチカン奇跡調査官。

もちろんテンションの上がった古歌さん。でも財布の中身は千円です。泣く泣く一巻だけ買いました。(って、買ったのぉ!!)もちろん、だって古歌さんは本の為なら親すら売るよ?本の為ならどんな我慢だってするよ?だって、本さえ読めればそれで幸せだもの。
好みドンピシャ、キリストだよ、バチカンだよ、奇跡調査官だよ?もう、魅惑的な単語が古歌を誘惑してならない。
しかも、文庫の表紙のイラストがチョー古歌さん好み!!
美形っ!相棒っ!宗教っ!神父っ!これが揃って誰が読まずにいられようか、いや居られない。(こんな時だけ反語にするな!!)


そして、一気に読み上げてみました。
えぇ、寝るのすら忘れて仕事場で一気に読み上げましたともっ!!



なんだこれぇぇぇぇぇぇぇ!!



事務所で七転八倒する古歌さん、ジタバタでは済みません、ジッタンバッタン事務所で暴れる古歌さん!!
その姿は、まさしく変人にして変態!!
でもね、でもね、これ読んだらそうなるって。
だって、だって、もう好きな話しか詰め込まれてないんだもん。
美形と相棒好きには堪らないよっ!


で、古歌さんは昨日お休みだった訳でして、地元の本屋にダッシュ!!



続き買ってきちゃった☆


久しぶりに本好きの血が騒ぐよ、こりゃって感じで続きを買占め、即効でお家に帰って、用意するのは珈琲。
それから、大き目のクッション完備で準備は万端!いざ、読書開始!
ちなみに古歌さん、本を読むスピードがかなり速いです。速読って訳ではありませんが、普通の文庫なら一冊30分ぐらいで読めます。
ちなみに、京極堂は二時間から三時間ぐらいです。




色々、色々と感想はあるんです。あるんですけど、これだけは言わせてくれ。



もうお前ら付き合っちゃえよ!!







簡単なあらすじを紹介しますと、天才科学者の平賀と、子文書解読のエキスパートロベルト。この二人は、バチカン所属の「奇跡調査官」であり、神父様です。
世界各国から寄せられる奇跡を調査して、それが奇跡かどうかを見極めるのが二人のお仕事。持ち込まれる軌跡は、果たして神の御技かそれとも悪魔の囁きか。

文庫では三巻まで刊行されているようですね。
著者は藤木凛さん。古歌が買ったのは角川ホラー文庫です。
そして、古歌がどうしてこんなに興奮しているかと言いますと、この平賀神父とロベルト神父がもう、最高なんですよ。
ナチュラルに仲良しすぎるだろ、お前らって何回も突っ込みいれてます。
もういっそ、禁忌とか言わずに結婚でもしろよ!って何回も突っ込んでます。
むしろ、18禁なベッ・・・(自主規制します。)あぁっ!!邪魔すんな!!(色々面倒でしょ、宗教絡むと)はい、そうでした。
とにかく、この二人ありとあらゆる意味で美味しいコンビです。


読了直後、思わずご馳走様でしたと手を合わせるぐらいに、美味しいです。
腐った目線だけでなく、世界史好きの人間には堪らないよ。古歌さん、世界史選考、しかも西洋史専攻だったもんで、切っても切れない宗教観とは結構長いお付き合いなのですよ。
古今東西、キリスト教にイスラム教に仏教、ユダヤ教ヒンズー教に土着信仰やらに興味津々。一通りはなぞってます。
それに加えて、歴史の暗部とも言うべき秘密結社や黒い噂に名高い名家。
そんな要素もタップリ盛り込まれた美味しい一冊。
読んでると、ちょいちょい懐かしい単語も出てきて、久しぶりに学生時代の勉強ノート引っ張り出して来ました。


高校から大学中退に至るまでのお勉強ノートには、授業関係はもちろん関係ない事まで多数書き込まれています。
大学時代はほぼ図書館に入り浸り。好きなだけ好きな本を読める環境に咽び泣いてましたからね。
大学の図書館ってのは、本当に素晴らしいと思うんだよねぇ。
しかも、全部無料!タダなんですよ!!
どれだけ本を読もうが居座ろうが、無料!!ビバ図書館!!


ちなみに、地元のクソ図書館は本気で使えません。
いくらなんでも本が無さ過ぎだろうっ!!
いや、専門書は読む人が限定されるから仕入れ難いのは知ってるけどさー、でも入門編程度なら置こうよ。

知識は、人類が持ちえる最高の至宝。

これ、何時だったかお世話になった先生に教わった言葉です。




ちなみに古歌さん、文字が書いてあれば基本何でも読みます。
手当たり次第に気になる本を寄せ集めて読みます、買います。
宗教に凝ってた時は、家族の多大なる心配を掛けたらしいです。
本棚に溢れる宗教関連の本たち、そして一心に読みふける古歌さん。集中すると、本気で周りの状況全てシャットアウトできるので、声を掛けられたところで気付きませんからね。



うん、何か本当にごめんなさい。




さーて、今日もこれからお仕事だーい。
今日は定時で帰れるのか、それとも悲しい残業フィーバーになるのか。
全ては、神のみぞ知るってね(どんだけ大層な職場やねん)