日々妄想を逍遥

ダイアリーから移築。中身は変わらずに色々と、あることないこと書き込んでます。

今日は大冒険!って話

本日は休み!!ってことで、カリフラワーの収穫もといカットに行ってきました
古歌さんは、大好きな美容師さんがいるんですけど、東京のお店まで行きます。
そして、今回ももちろん東京ですよ。朝から電車に揺られて東京ですよ。
仕事行くのと変わらない時間に起きれる古歌さんです。遊びの時だけ自主的に起きます。
うん、現金です。


さてさて、カットに行くのはいいけど一人で行動したい気分じゃないんだよなーってことで、早速しーちゃんを召還!!文句を言いつつ一緒に言ってくれるしーちゃんラブです。
それから、王様にも連絡。奴も暇人なのでもちろん合流です。そしたら、自然の流れで仲間ウチほとんど集まるという奇跡が発生。古歌は召還魔法を極めましたね。
もちろん、大馬鹿が集まったらやる事は一つだけ。

仁義なき鬼ごっこの開催ですよ。


古歌チームとしーちゃんチームに分かれます。
今回はパワーバランスを丸っと無視して純粋なアミダ籤です。


結果、古歌、王様、弟くん、さくでチーム組。
結果、しーちゃん、兄貴、パシリ、みーちゃんでチーム組。


古歌としーちゃんがジャンケンをして攻守決定です。
ちなみに、うちらの鬼ごっこはちょっと特殊ルールアリです。鬼になった組が獲物を捕まえますが、獲物は捕まったら鬼に確保されます。捕まった仲間を助けるためには鬼が決めてるアジトを探りあて尚且つ仲間と共に鬼に捕まることなく逃げ出さなければなりません。
けいどろ、缶ケリ、そんな感じでシャッフルしたようなルールです。
しかも今回は池袋縛りです。
ほら、つい先日までデュラララを読んでたもんですから。
時間は午後二時まで。獲物を全員捕まえたら鬼の勝ち。制限時間まで獲物が二人残ったら獲物の勝ちです。



そして戦いの火蓋は切って落とされた。



まずは10分猶予で獲物が逃げます。携帯で連絡取るのはもちろん自由移動手段は、今回は徒歩のみ。鬼は自転車使用を許可します。でも、自転車に乗ったら自転車を放置して追いかけるのは禁止です必ず駐輪場に入れるかしないと駄目です。


さて、最初の10分間で、王様と古歌の作戦タイム。
今回、鬼チームにはみーちゃんと兄貴とパシリが土地勘を持っています。むしろ、しーちゃんと、さくと、古歌、その三人は地元じゃないので土地勘が鈍いです。そりゃ、ある程度は遊んでますけどね。
王様とさく、古歌と弟くんで二人組みを作り移動開始。
王様は西口へ。古歌たちは東口です。東口方面なら結構色々解る古歌さん。
弟くんと二人、手に手を取って逃避行です。
ちなみに、弟君は高校二年生。今度三年生になります。大学受験で京都大学を受けるとかほざいてます。でも、今の所判定はDランクの最下層だそうです。



古歌「お前、勉強しろよ。」

弟君「いや、呼び出したのは古歌さんですけど。」

古歌「兄貴を呼んだの。お前さんは呼んでないって。」

弟君「兄貴に古歌さんから連絡来たら俺も行くに決まってるじゃないですか。」



何時決まったんだか・・・。古歌のため息で幸せが一つ逃げました。
そして、その逃げた幸せはなんとしーちゃんに着きました。
開始早々、いきなりしーちゃんとバッティング。あれだけ広い東口で、どうしてすぐに見付かるのか不思議でなりません。
もちろん、ダッシュで逃げます。ダッシュで追いかけられます。



しー「まーてーーーーーっ!!!!」

古歌「待てと言われて待つ馬鹿がどこにいるぅぅぅぅぅ!!」

しー「それもそうだ。」

古歌「ですよねー。」

しー「じゃ、捕まれぇぇぇぇぇぇ!!この手に捕まるんだぁぁぁぁぁ!!」

古歌「絶対に漢字変換ちげぇだろっ!!」



テンプレ過ぎる古歌としーちゃんの叫びあいです。
弟くん、余計な一言です。



弟君「え?古歌さんとしーちゃんさんって、付き合ってますか?」



古歌&しー「黙れ小僧。お前にサンが救えるかっ!!」



どこまでもオタクな古歌としーちゃんです。
走り続けて、東急ハンズの前で二手に分離です。
弟くんの尊い犠牲のもと古歌は逃げます。
まぁ、ぶちゃっけしーちゃんに向かって走る弟君を突き飛ばしたって話です。



弟君「ひでぇっ!!」



顔面からしーちゃんの胸に飛び込む弟君。しーちゃんと一緒に追いかけてきたみーちゃんも巻き込んで、三つ巴です。



古歌「このホモの三角関係!!」



みーちゃん「誤解を生む発言すなっ!!」



キレの良い突っ込みは流石みーちゃんです。ちなみにみーちゃんは、王様ラブの青少年です。なんでか、古歌にも良く懐いてくれてる可愛い子です。
さて、しーちゃんとみーちゃんコンビってことは、兄貴とパシリが組んでんな。
そこで古歌さんは王様に連絡して、その旨伝えます。
パシリはともかく、兄貴は結構強いです。鬼ごっこ連戦連勝のツワモノです。



古歌「やっほー。」


王様「コッチ、パシリしか来てねぇ。」



マジか?じゃ、兄貴はもしかして総合管轄か。指示役か。孔明か。



古歌「こっち、しーちゃんとみーちゃん。弟君は尊い犠牲に。」


王様「・・・お前、何した?」



さすが古歌の性格を良く解ってらっしゃる王様です。
さて、一人になった古歌さん。
西口に合流するか、このまま逃げるか。ぼんやり考えつつ駅まで戻った古歌の目に飛び込んできたのは、マックで優雅に珈琲飲んでる兄貴の姿。



兄貴「・・・待てやコラぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



古歌「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



再びダッシュの開始です。兄貴は足がメッチャ速いです。
普通に走ったらまずは勝てません。そのまま池袋の駅構内を走ります。
途中で何度か撒けるかと思いましたが、兄貴はレーダー搭載してるので撒けません。
電車に飛び乗りたい程度の恐怖体験です。
走りつつも携帯を開く古歌さん。王様つながらない。さくに電話。



古歌「兄貴が駅に張り込みっ!」


さく「わりぃ、俺も王様も捕まった。」



古歌「この役立たずぅっ!!」



弟君を確保してすぐに西口に回ったみーちゃんに寄って、二人とも確保されたらしいです。
え?もしかして逃げてるの古歌一人?しかも、まだ一時間時間残ってるよ?
助けに行かないと負けじゃね?むしろ、今現在、絶賛兄貴に追いかけられてるからね、逃げ切る自信はまったくないよ?
西口に回ったのは失敗だった。
あのままサンシャインの方へ逃げれば良かった。
なーんて思っても後の祭りです。
ともかく追いかけてくる兄貴を何とかせねば。

そこで古歌さん、苦肉の策です。
北口へ方向転換です。
未だに追いかけてくる兄貴。
古歌の足はヘロヘロです。
ようやく北口。しかもそのままホテル街へ。
そこで古歌さん、一世一代の大博打です。


古歌「きゃー!!へんたーいっ!!」


兄貴「なんでだよっ!」


古歌「いやぁぁぁぁぁ!!ちかーん!!」


兄貴「巫戯気んなぁぁぁ!!」



おまわりさんがいなくて良かった。
流石の兄貴も追跡と手を緩めます。
その間に、古歌さんは逃走。何とか人込みに紛れます。
さて、取り合えずどうしたもんかと、一人コーラを飲みつつクレーンキャッチャーやってます。
でっかいパンダのヌイグルミが取れました。
スゲェ邪魔なパンダを抱えて歩く古歌さん。ありないぐらいに悪目立ちしてます。
時間までに誰か一人救出しないと、負け確定で罰ゲームです。こんなことなら弟君を犠牲にしなきゃ良かった。そもそも、王様とさくは何をやってやがるんだ。
予想外に早く捕まりやがって。



王様「やっほー。」


古歌「じゃ、ねーよ。役立たず。」


王様「お前の聖地。」



はい、乙女ロードですね。
スキを見て連絡してきた王様は誉めますけど、でも乙女ロードのどこ・・・いや、古歌の聖地ですって?それなら、決まってるじゃないの。
古歌さん走りまーす!!
向かうのはもちろん、あの場所ですよ。
腐った大きなオトモダチの大好きな、あの場所ですよ。



古歌「走れっ!!」


王様「さっすが。よ、腐敗物質。」


古歌「黙って走れ馬鹿。」


まんだらけの前にいる王様を回収です。どうやら、今回鬼さんは捕まえた人間を分布させつつ一人一人キープを着けてるみたいです。
王様を囲うのはみーちゃん。いきなり走り出す王様の足に敵うのは、きっと兄貴ぐらいだと思います。
何事か携帯に向かって叫ぶみーちゃんを放置して、古歌と王様は猛ダッシュです。
残り時間は30分。ここから本格的な攻防の始まりですよ。
残りの二人を救出するか、それともこのまま二人で逃げるか。
兄貴がどこで張り込みしてるかが気になります。
しかも、みーちゃんと兄貴のタッグとか怖すぎる。



古歌「どーすんべ。」


王様「兄貴、どこで撒いた?」


古歌「北口近辺。」


王様「西に抜けるか?」


古歌「・・・いや、東で行こう。」



一番街へ向かいつつも、周囲への気配りは忘れずに。
そして、正面に見えるのは、パシリとしーちゃんとみーちゃん。
うん、マジでヤバイかも。



王様「パシリぃぃぃぃ!!テメェ追いかけてきたら殺すっ!」



パシリ「えぇぇぇぇ?!」



古歌「しーちゃん、追いかけてきたらポエム大公開の刑に処す!」



しー「おいぃぃぃぃぃぃ!!」



卑怯って、なんですか?勝ってこその正義だよ。それがジャスティスだよ。
うろたえる役立たず二名を放置してダッシュを咬ますみーちゃん。うん、文句なしに男前だよ。
でもねぇ、みーちゃん。古歌を敵に回したことを後悔させてやるっ!!



古歌「みーちゃん、彼女にばらすよ?」


みー「何を?!えっ、あれ?あれかっ!?それともアッチか?!」


いやいや、慌てすぎだよ。どれだ身に覚えがあるんだよ。
そのまま苦悶する二名を放置三名は放置です。
問題は、兄貴なんですよ。兄貴。完全無欠で欠点がないんだよねー。恥ずかしい失敗もないしさぁ。



古歌「王様、なーんか知らね?」


王様「あー・・・覚えねーなぁ。」


二人そろってマックシェイク片手にクレープ食べつつ談笑してます。
もう鬼ごっこも時間は残り五分だしで。すっかりリラックスモードです。
しかも、王様クレープ三個も抱えてるし。古歌は途中で買ったファミチキも持ってるし。



王様「つか、兄貴の弱点ってなんだ?弟か?」


古歌「まさか。あの人は高笑いしながら使えないものを切り捨てる人だよ?使えるものは壊れるまで使え精神は持ってるけど、見切りの速さも天下一品。」


王様「えげつねーもんなぁ。」


古歌「ねー。人として何か欠損してるもんよ。」


王様「まぁ、お気に入りには優しいけどなぁ。」


古歌「お気に入りにはね。同時に、その優しさが解りにくくて面倒なんだけどねぇ。」



王様「解る、それは良く解るぞ。俺は、初め何かしたかと思った。」


古歌「あー、王様気に入られてたもんねぇ。可愛がってもらった?」


王様「ありゃ、精神的苦痛以外のナニモノでもない。なまじ中途半端に優しいから困るんだよ。」



古歌「愛されてるねぇ。」


王様「歪んでるんだよなぁ、そもそも。お前だって、随分虐められたタイプだろ?」


古歌「あはは、珈琲に洗剤入れてやろうかと思ったよ。」


王様「ゴキとか、ニコチン煮出して飲ませるとかな。」


古歌「思った、思った。」


兄貴「言い残すことは、それだけか?」



古歌&王様「………………でたぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」



ダッシュです。クレープ抱えてダッシュです。
途中でアイスが落ちてもダッシュです。
命の危険を感じました。むしろ、どこから聞いてたかによっては、明日の朝日どころじゃなく、今夜の月も拝めません。



兄貴「タイムアップだぞぉぉ!!」



その一言でも止まらない足は、最早条件反射だと思った。
最終的に強制的に捕まえられて引き摺っていかれましたけどね。
久しぶりの鬼ごっこは楽しかったし、罰ゲームってことで牛丼とクレープとマックとドーナツをおごらせました。
もちろん、容赦なく注文して容赦なく食べました。
普段は頼まない高い商品も遠慮なく。だって、罰ゲームですからね。



もちろん、その後はアニメイトととらの穴とまんだらけとK−BOOKを巡回。もちろん羅針盤も行きました。久しぶりにガッツリBL買いたいと思って、しーちゃんと騒いでました。
他の六名は遠くから見守ってました。
まぁ、結局買わなかったけどね。そそるのが無かったんだもん。



さぁ、もうこれ書いてる段階で微妙に筋肉痛な古歌さんは、果たして明日の仕事に無事に行けるのでしょうか。
そして、明日の仕事は定時で帰宅できるのでしょうか。謎です。



取りえず、今からデュラララでも読みたいと思います。
ダラーズ最高です。