日々妄想を逍遥

ダイアリーから移築。中身は変わらずに色々と、あることないこと書き込んでます。

強くあろうと思っていた。
誰にも負けない人間になろうと思っていた。
初めは、きっと追いつきたかっただけだ。人並みであろうと、皆と同じであろうと。
一生懸命頑張って、背伸びして、走り続けた。
気付いたら、一人になっていた。
隣に並んでいた人たちは、気付けば全員消えていた。



強いことは、負けないこととは違う。
いつだったか、誰かに言われた。じゃぁ、強いってのはなんだって話だ。

「そう、思わねーか?」

足元に蹲るチンピラが三人。人を見て喧嘩売れって感じだけどね。あぁ、人を見たから俺に喧嘩売ったのか?マジで死ね。つか、消えろ。うぜぇんだよ。
毎日、毎日、まぁ良くも頑張ってくれちゃってさ。
今日も平和な世界は、反吐が出そうなほどに暢気で穏やかだ。
早くしないと、塾の時間に遅れる。人を偏差値とテストの点数でしか見れない馬鹿ばかり集まっている教室は嫌いだけど、あの塾でそれなりの成績を残せば周囲はまた認めてくれる。
幸い、勉強は嫌いじゃないし頭の出来も悪くない。どこぞで野垂れ死にした顔も知らない両親に、欠片ばかりの感謝。
必死で伸ばしたこの努力を才能と呼ぶのなら、俺はいらなかった。
人が羨むもの。頭がいいとか、運動が出来るとか、人望があるとか、家柄がいいとか、そんなもの、全部全部、俺はいらない。
いらないから、望むなら誰にだってくれてやるから。お願いだから、一つだけ俺の願いも聞いてくれないか。

「流石ね、また満点よ。貴方は優秀なの、とても優秀なのよ。」

こんな賛辞いらない。

「本当に君は頼りになるな。この調子で、また頑張るんだぞ。」

こんな励ましいらない。

「流石委員長だね。どの大学でも可能じゃん。」

そんな言葉いらない。

強くなんて、なりたくなかった。ただ、同じでありたかった。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
駄目だ・・・この先が上手く纏まりません。
紆余曲折ですよ、本当に。久しぶりに難産な子作っちゃったよ。
しかも、これ始め土方さんの予定だったんですよ。不憫な土方さん書こうとして、話が長すぎて挫折して。むしろ、かなり大長編になっていくんで無理っ!ってなりました。
で、それを下敷きになんとかって思ったけど、これ以上動かない子です。
イメージとしては、真面目な不良くんみたいな?
なんだ、それ・・・。
書ける時は一気にぐわぁっと書けるんですけどね。一度止まると何も浮かばなくなる。常に一定のペースで書ければ一番いいんですけどね・・・まぁ望むさ。望むだけならタダですからね。


さてさて、今日は楽しい大晦日。
古歌さんは問答無用でラストまで残業決定です。しかも、明日の朝は六時半出勤とか、ふざけてるとしか思えないー。
いいんだ、どーせ予定なんかないし。今日も仕事終わったら即効帰って寝るし。いや、でもちょっとだけ土方くんに癒されようかな・・・って思って昨日も午前二時まで起きてたし。今日は流石に寝ないと持たないな・・・うん。
でも、古歌的には明日の方が仕事は楽なんですよね。はは・・・楽だって思ってないとやってランネ。
取り合えず、家から持ってきたココアでも飲んで落ち着きます。で、頑張ります。
今年最後がグダグダとか、流石に古歌さんでもまずいかなーって思ったけど、たかが一日暦が変わるだけなので。
つーか、カウントダウンライブ行きたかった。