日々妄想を逍遥

ダイアリーから移築。中身は変わらずに色々と、あることないこと書き込んでます。

一緒だよね?

黒色のスカートはプリーツは可愛いと思う。
長いスカートとかありえないから、思いっきり短く切ってある。これ、ばれるとマズイけどね。服装検査あったら一発で終わりだけど、それ専用のスカートロッカーに放置ってのは、これ当たり前っしょ?
学校指定のブラウスは丸襟で冴えないから、勝手に買ったワイシャツ使用。リボンタイの色は、赤。軽薄な安っぽい制服のリボンタイは趣味じゃないので、ベロアのリボンをタイに使ってる。重い質感と色が、なんとも言えず綺麗だと思う。
羽織るのは、黒のブレザー。一番制服で気にってるのは、このブレザー。余計な色彩が一切入り込めない真っ黒な、ひたすらに重い感じ。
これに何時もの黒シューズを合わせれば、学校モードの出来上がり。制服ってのは、好きじゃないけどね。なんか、自分でレッテル貼って歩いてる気分、
値札ついたままの服を着てるみたいな?


「なーに、百面相してるのよ。」


白いセーラー服。赤いスカーフが、すっごい可愛いと思うんだよね。ウチもブレザー辞めてセーラーにすればいいのに。
いまどきネクタイブレザーなんて、ダサくない?



「ハルっちは、いいなー。」
「なによ、いきなり。」
「制服セーラーだもんねー。絶対、ソッチのが可愛いと思うんだよね。つーか、セーラーのが、萌え要素が多いよ。」
「そう?秋のブレザーいいじゃない。こう、似合うわよ?」


背中の刀がって笑ったハルっちに、軽く突っ込み兼ねて鍔でつついた。
女子高生二人、背中に刀背負って深夜の学校とか、どんだけシュール。つか、アニメ的じゃない?地球でも救う感じでさ、悪ノ組織と戦うの。
いいね、戦う女子高生。これ、主役はれる。アタシ主役で、ハルっちはサポートで行こう!!いいよね、美人脇役。


「なんか、ムカつくこと考えてない?」
「ないない。ほら、行こっ?」


アルバイト、しかも時給最高待遇優良で、結局辞められないんだよねー。それに、ハルっちと一緒とか楽しいもん。
ハルっちはね、何時もはクールなんだけど、仕事の時は正反対になるんだよね。ホント、ギャップ萌え?普段は澄ましたクールが、唯一熱くなる瞬間とか、どんだけ人を萌えさせるんだよー。滾るっての。


「秋、ちょっと変じゃない?」
「変じゃなかったこと、なくない?」


学校に入ったら、うわー最悪。
うじゃってる。
舞い飛ぶのは、人の想い。これが、性質悪いの。なんたって、十代思春期真っ最中の男女混ぜこぜの生きた思念だもん。こりゃ、イジメだの売春だのあるワケだ。
思念に当てられた人間ってのは、理性が鈍くなる。モラルの低下って言うらしいけど、とにかくブレーキが鈍るのね。停めるべき所に停められなくなる。しかも、本人が無意識に抑えてる欲望に働きかえるので、犯罪率が半端なく高まる。
そんな思念をお掃除するのが、アタシ達のバイト。メンバーは結構いるみたいだけど、基本ハルっちとしか組んだことない。



「秋、半分任せるよ?」
「はぁい。じゃ、ハルっち、行くよー?」


背中合わせに抜いた刀。
なんだけ術?ってのが掛けられてる刀は、奮えば思念をなぎ払える。バイトに入る条件が、武術の修得ってのも納得。
ハルっちは剣道部らしいし、重い日本刀片手で奮うハルっちは、ぶっちゃけ怖いです。問答無用で走り出したハルっちは放って、アタシはアタシで向かい合う。
火の玉みたいな、淡いブルーの炎。火の玉見たことないけどね。フワフワと沢山浮かんで、隙あらば入り込もうと突っ込んでくる。
生憎、そんな隙ないですけどね。思春期とか胡散臭いし、青春とか気持ち悪いし、ついでに言えば十代の葛藤とか硝子のハートとか、関係ないし。


「「千年早いっ!!」


わー、ハルっち、やっぱり怖い。






−場面暗転−

バイトの次の日、放課後。
何時も待ち合わせに使ってるマック。ファーストフード大好きです。
コーラとポテト、それからお腹空いたんでナゲットも一緒に注文。
三階の一番窓側、カウンターになってる席の端っこを二つキープして、鞄を床に落とす。
ポケットの煙草引っ張り出して、一服。
ここのマックは、並み居る禁煙に真っ向勝負してくれてる、とってもあり難いマックなのだ。もちろん、制服で煙草吸って怒られたためしがない。でも、皆さんは、煙草は二十歳になってから、ね?
ウチの高校からは遠いし、ここで同じ学校の生徒を見たことないし。これでも、学校じゃ優等生してるんだよ?


「秋、待った?」
「んーん。ひま、ひはほほ。」
「食べてから喋って。」


ポテト咥えたまま喋ったら、ハルっちにトレーの角で殴られた。痛いってのに。
ハルっちは、珈琲だけ。しかも、ブラックで飲んでる。見た目美少女は、もちろん中身も大人びてるんだもん。ライターが、ポルシェのなんだもん。
もちろん、アタシのライターは百円です。でも、カバーは拘ってるんだ。オリジナルのシルバーで、アクセントに付けた翡翠の勾玉。フルオーダーメイドだったので、お値段は張ったけど、そこは友情割引してもらった。


「でさー、やっぱりワンピースだと思うんだよね。」
「そうね、秋はミニのが似合うと思うよ。バイト代でクリアでしょ?」
「うん。そんでさー、出来れば靴も合わせたくない?」
「靴もだけど、この時期上着欲しいよね。新しいコート、欲しくて。」
「ハルっち、コレは?ちょっと甘い?」
「ファー流行るのはいいけど、私駄目だよ。」


覗き込む雑誌、秋冬ファッション最新。明日は日曜日だから、一緒に買い物行く予定。情報収集は欠かしません。でも、絶対約に立ちません。
だって、見たら欲しくなるでしょ?


「あ、これいいかも。」


動きやすそうなシューズ。これなら、仕事でも使えるよねー。



「えー、この色?」
「うん。いいじゃん、シルバーとブラックコンビ。」
「好きだよね、秋は。」
「あー、楽しみ。明日、晴れるといいよね。」
「ついでに、映画も見ない?あの、封切りしたヤツ。」
「いいねぇ、でさ、ぶらっと買い物して、夕飯食べよ?」



まるで、普通の女子高生みたいな?ってか、普段からバイオレンスしてないもんねー。
ハルっちと仲良くなったのはバイトだけど、結構馬が合うんだもん。趣味はリンクするけど、全部同じって訳じゃない。だから、それが楽しいのかも。
ハルっちは、どっちかってーと綺麗なものが好き。アタシは、可愛いの好きだもん。綺麗も好きだけどね。


「じゃ、このままウチ泊まれば?服、貸してあげるし、一回秋を作ってみたかったし。」
「いいの?ってか、作るってなによ。」
「お化粧して服も揃えてあげる。よし、決まりね。」
「えー、ハルっちプロデュースとか怖いんですけど。」




−中途半端に反省−
何が書きたいか見失って終了。しかも、強制終了って最悪だ。
なんか、女子高生な話書きたいと思って、出来たのがコレ。
古歌さん、高校の時は遊ぶの年上ばっかでした。同級生で仲良かったのもいたけど、けっこうダラーっとしてたなぁ。誰かの家で漫画読んだりとか、ビデオ見たりとか。
ちなみに、この二人武道派熱血女子高生って感じかな?
にしても、半端だなー。なんか、勢いで書くと最近こーなるんだもん。
あぁ、お出かけしたい。とりま、萌えを補充したい。アニメイト・・・池袋行きたいよー。古歌さん、池袋大好きだもん。(どーでもいいわ)おま、池袋ナメルなよ!!あそこ、楽しいんだぞ!!(黙れ)はーい。
とりま、連絡待ちは嫌いだよ。どーか、受かってますよーに。