日々妄想を逍遥

ダイアリーから移築。中身は変わらずに色々と、あることないこと書き込んでます。

流れるメロディの中で死ね

世界で一番幸福な最期は、一体どんな状態だろうか。

戯れに出した命題。
きっと、一生頭を悩ませても理解出来ない質問者の意図。
それもそうだろう、質問者はすでにこの世に存在しないのだから。



イライラ、イライラ、カリカリ、カリカリ。
同じ場所を永遠に循環するソレにうんざりなの。
現状を打破したところで、舞い戻るのは同じ環境。結局はソコに落ち着いて、ソコから這い上がる事も出来ない。
まぁ、這い上がる気が本当にあるのかって聞かれたら微妙です。
一体お前に何が解る。
なーんて馬鹿な事は聞くだけ無駄。
所詮は他人。内心を隠さずに全て吐露したところで、理解などされるわけが無い。自己満足にすらならない行為を、なぜ強制される?
つか、自分が一番解ってるとか、勘違いも甚だしい。
時代は変わり時間は巡り。
常識が変容しても根幹は揺るがないとか、馬鹿な戯言。結局は世界に追いつけない負け犬の遠吠え。
あぁ、本当に馬鹿みたい。
時代が変われば意識も変わり、根幹など存在そのものが危ういのに。
常識って?普通って?
血潮を流して額に汗して手に入れる、そんなモノに価値を見出すのもありだろうけど、その価値観を押し付けられるのはノーセンキュー。
命が宿らないならば、命など紛い物でしかないのだろう。



あぁ、あぁ、世界にはなんと沢山のメロディが溢れるのだろう。
あぁ、幸せだよ。
そうさ、幸せなのだ。
周りを見ればきりがない。そんな疲れるし、虚しいだけ。
もはや、人間ともいえない残滓だけの存在と朽ち果てても。
己の基準を常に変革させて動く、それこそが第一義。
時間や環境の隙間で存在するモノが、そんなに気に食わないのかい。
あぁ死ねばいいのに。


死ねば、いいのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!


取り乱した道化師は荒げた息も絶え絶えに、次の演目まで魂の時間。
邪魔はさせない。
邪魔する全てのモノには、等しく死を与えよう。
つか、視界に移る全てのモノが滅びてしまえ。
滅びの呪文。
そんな都合の良いものは存在しないのさ。
今、この世界がリアル。



本当に、死ねばいいのに。
つか、殺せばいいのに。
悔いるなら、存在が目障りならば、いっそ殺せばいいのに。
無関係なはずが気付けば当事者。
関係ないと振り切ることは出来ずに、強制的に他人の運命とか面倒な物を押し付けられて。
返却は不可だと、誰かが笑う。
さぁ、気が済むまでクダラナイ言葉を交わそうか。



この世界の、なんと面倒なことか。


叩きつけられる言葉は理不尽。
だが、それに逆らい返す言葉は封じる。
言葉以上に身体に染み付く痛みの記憶。
あぁ、馬鹿みたいだ。
何に怯えているのか、自分が一番解ってる。
理解?ナニソレ、美味しいの?
死ねばいいのに、殺せばいいのに。
いっそ、存在を消してくれれば良かったのに。
望んでないよ。



言葉は容易く傷つけるとか、馬鹿じゃないの?



あぁ、死ねばいいのに。殺せばいいのに。



これでお仕舞い。



終了完了、死ねばいいのに。
終了完了、殺せばいいのに。




泣き喚く世界は、綺麗じゃない。でも、汚くも無い。
ただのステージです。



あぁ、馬鹿みたい。




死ねばいいのに、殺せばいいのに。
そんな自分が、一番死ねばいいのに。