真っ暗な部屋の中、一つだけ灯る蝋燭の明かり。 頼りない小さな明かりはふらふらと揺れて、部屋の中の陰影を彩る。 ふいっと風に遊び踊る影が二つ。 離れてはまた寄り沿って、また離れる。 寄り添うたびに響きあうのは、金属が撃ちつけられる甲高い共鳴音。 …
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